【結論】
アジア大会2026(愛知・名古屋)では専用の選手村を新設せず、名古屋港に停泊するクルーズ船「コスタ・セレーナ」と移動式コンテナ型宿泊施設を組み合わせて約6000人の選手団を受け入れます。契約金額は44億8725万円(税込)です。
アジア大会2026、選手村がどうなっているのか気になりますよね。
過去の国際大会では専用の選手村が新設されるのが一般的でしたが、今回は少し様子が違います。
9月19日の開会式を前に、名古屋港ではクルーズ船の内部が初公開されるなど準備が進んでいます。
選手の受け入れ体制がどうなっているのか、注目している人も多いはずです。
この記事では、選手が宿泊する場所や、なぜ選手村を新設しなかったのかを公式資料・報道をもとに整理します。
この記事でわかること
- アジア大会2026がなぜ選手村を新設しないのか
- クルーズ船「コスタ・セレーナ」の規模と停泊期間
- 移動式コンテナ型宿泊施設の役割と大会後の活用予定
- 宿泊関連の契約金額
- 開催期間・開会式の日程
アジア大会2026は選手村を新設しない
1994年の広島大会以来、32年ぶりの日本開催となるアジア大会2026は、
開催期間2026年9月19日(土)〜10月4日(日)の16日間、愛知・名古屋を中心に行われます。
放送予定については、アジア大会2026はTBSで地上波放送確定!期間は9/19〜10/4でまとめているので、あわせて確認してみてください。
今回の大会で特徴的なのが、選手が宿泊する「選手村」を新たに建設しない点です。
組織委員会が公表している開催基本計画では、従来の大会のように新設するのではなく、
複数の既存の宿泊施設を組み合わせて活用する方針が明記されています。
アジア大会(アジア競技大会)は、アジアオリンピック評議会(OCA)が主催する総合スポーツ大会で、
4年に一度、夏季オリンピックの中間年に開催されています。
参加国・地域は40を超え、球技・陸上・水泳・格闘技など幅広い競技が行われる、アジア最大級のスポーツの祭典です。
日本での開催は1994年の広島大会以来、32年ぶりとなります。
今回はバスケットボール男子の予選が開会式に先立ってスタートするなど、
一部競技はすでに動き始めています。
宿泊拠点1:クルーズ船「コスタ・セレーナ」
選手団の宿泊拠点の一つとなるのが、イタリア籍の大型クルーズ船「コスタ・セレーナ」です。
- 総トン数:約11万4000トン
- 全長:約290.2m
- 客室数:約1500室
- 停泊場所:名古屋港金城ふ頭
- 停泊期間:2026年9月15日〜10月6日(22日間)
国内で開催される大規模な国際大会で、クルーズ船を「ホテルシップ」として本格活用するのは今回が初めての試みです。
船内はホテルのような客室が並んでおり、選手が競技前後にゆったり過ごせる環境が整えられています。
ポイント:コスタ・セレーナの停泊期間(22日間)は、競技会期(16日間)より長く設定されています。大会前後の選手の移動・調整期間を見込んだスケジュールとみられます。
宿泊拠点2:移動式コンテナ型宿泊施設
クルーズ船に加えて、名古屋港ガーデンふ頭には移動式のコンテナ型宿泊施設が設置されます。
トレーラーや船で運搬できるコンテナサイズの中に、住宅設備をコンパクトに収めた造りです。
クルーズ船とコンテナ型宿泊施設の2拠点を合わせて、約6000人を収容できる計画で、
これに市中のホテルを組み合わせて選手団を受け入れる体制になっています。
報道によれば、この移動式宿泊施設は障がいの有無にかかわらず利用しやすい設計とされており、
大会終了後は防災用の仮設住宅や観光宿泊施設として再利用される見込みです。
選手村を作らない理由
組織委員会が選手村を新設しない方針を取った背景には、
大会後に施設が余ってしまう「供給過剰」を避け、恒久的な施設を残さない設計にする狙いがあるとみられます。
過去の国際大会では、大会後の選手村の活用方法が課題になるケースも見られてきました。
既存のクルーズ船やコンテナ型施設を組み合わせる今回の方式は、
大会後の維持コストや跡地利用の負担を抑える取り組みの一つといえます。
特に、資材や人員を大量に投入して選手村を建設し、大会後に住宅として分譲・賃貸転用する従来型の手法は、
人口減少が進む地域では需要を見込みにくくなっている側面もあります。
既存のクルーズ船や移動可能なコンテナ施設を組み合わせる今回の方式は、
そうした課題への一つの解決策として注目されています。
大会に向けた選手のコンディション作りについては、上野由岐子「最後のアジア大会」発言の理由は44歳の決意とロス目標でも取り上げているので、あわせてチェックしてみてください。
契約金額と開催期間
宿泊関連の契約金額は44億8725万円(税込)で、随意契約の相手方はJTB名古屋事業部と報じられています。
出典:組織委員会公表資料・各種報道(2026年9月時点の情報です)
競技会期は2026年9月19日(土)〜10月4日(日)の16日間、開会式は9月19日に予定されています。
バスケットボール男子など一部競技では、開会式に先立って予選が始まっている種目もあります。
名古屋港の様子は現地で見られる?
報道では、コスタ・セレーナの船内がメディアに初公開されたことも伝えられています。
ただし、選手が宿泊する期間中は選手のプライバシーやセキュリティ確保のため、
一般の見学や立ち入りができるかどうかは公式発表では確認できていません。
名古屋港周辺(金城ふ頭・ガーデンふ頭)は、名古屋港水族館やレゴランド・ジャパンなど
観光施設が集まるエリアでもあります。
大会期間中は関連イベントや交通規制が実施される可能性もあるため、
訪れる予定がある人は名古屋市や大会公式サイトの最新情報をあわせて確認しておくと安心です。
アジア大会2026の選手村に関するQ&A
選手村がないのは今回のアジア大会だけですか?
国内で開催される大規模な国際大会でクルーズ船を「ホテルシップ」として本格的に活用するのは今回が初とされています。他大会と単純比較できるかどうかは、公式発表の範囲では確認できていません。
コンテナ型宿泊施設は大会後どうなりますか?
報道によれば、大会後は防災用の仮設住宅や観光宿泊施設として再利用される見込みです。具体的な転用スケジュールは、公式発表では確認できていません。
開会式は一般の人も見られますか?
開会式の日程は2026年9月19日と発表されていますが、チケットの販売方法や座席区分など詳細は、この記事の執筆時点では公式発表で確認できていません。大会公式サイトの最新情報をご確認ください。
まとめ
アジア大会2026では、選手村を新設せずクルーズ船「コスタ・セレーナ」とコンテナ型宿泊施設を組み合わせ、約6000人の選手団を受け入れます。
契約金額は44億8725万円(税込)で、大会後の施設の余剰を避ける狙いがあるとみられます。
開会式は9月19日、競技会期は10月4日までの16日間です。
従来の大会で当たり前とされてきた「選手村の新設」という前提を見直した今回の取り組みは、
今後の国際大会の運営方法にも影響を与える可能性があります。
放送予定や注目選手の情報もあわせてチェックしておきましょう。