【結論】防災庁の緊急要請で目安になるのは、
最低3日分、できれば1週間分の備蓄です。
1人1週間なら、水は約21リットル、
携帯トイレは35回分、
食料は21食、カセットボンベは約6本が目安とされています。
防災庁の緊急要請を受けて、「うちは何をどれだけ用意すればいいの?」と悩んでいる方は多いと思います。
数字だけ聞いても、家族の人数に直すのは意外と面倒ですよね。
そこでこの記事では、農林水産省などの目安をもとに、
1人・2人・4人家族の備蓄量を表にしました。
あわせて、買い足す順番や、報道で分かっている要請の中身も整理します。
要請の正式な全文は、防災庁が発足する11月2日以降に公表される見込みです。
11月1日時点の情報なので、公式発表が出たらあわせて確認してください。
この記事でわかること
- 1人1週間分の水・食料・トイレ・ボンベの目安
- 1人・2人・4人家族の備蓄量の早見表
- 備蓄を始める順番と、無理なく続けるコツ
- 防災庁の緊急要請で分かっていること・未公表のこと
先に結論だけ知りたい方へ。
備蓄の中でも後回しにされやすいのが、
断水時のトイレ対策です。
携帯トイレは、1週間分の回数を数えてから選ぶと失敗しにくくなります。
防災庁が求める備蓄は最低3日分・できれば1週間分
細野豪志防災相は、10月26日のネット番組で、
防災庁の発足初日に緊急要請を出す考えを示しました。
国民に向けては、「最低限3日、できれば1週間分の食べ物、
トイレや水をしっかり用意していただきたい」と呼びかける内容と伝えられています。
大臣は「自分で自分を支えられる人が増えれば、
本当に支援が必要な人に絞れる」とも話しました。
大きな災害のとき、支援の手が回りきらない人を優先できるようにしたい、
という考え方です。
ポイント:「最低3日、できれば1週間」という目安は、
以前から示されてきたものです。
今回の要請で新しく決まった基準ではないと、
指摘する報道もあります。
要請は、国民だけでなく中央省庁と都道府県にも向けられる見通しです。
ただ、罰則や義務があるのかどうかは、
10月27日時点の報道では確認できませんでした。
備蓄の期限も示されていません。
1人1週間の備蓄量の目安は水21L・食料21食・携帯トイレ35回分
では、実際にどれくらい用意すればよいのでしょうか。
農林水産省などの資料をもとにした解説記事では、
1人あたり1週間分の目安が次のように整理されています。
| 品目 | 1人1週間の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 飲料水・調理用水 | 約21リットル | 1人1日3リットル×7日 |
| 食料 | 21食 | 1日3食×7日 |
| 携帯トイレ | 35回分 | 1日5回×7日 |
| カセットボンベ | 約6本 | 農林水産省の目安 |
食料の例としては、大人2人で1週間分なら、
米2kgの袋が2つ、レトルト食品が18個、
缶詰(肉・魚)が18缶といった組み合わせが挙げられています。
水は飲む分だけでなく、調理に使う分も含めた量です。
食器を洗う水や手を洗う水まで考えると、
さらに余裕がほしくなるため、まずはこの目安を最低ラインと考えるとよさそうです。
1人・2人・4人家族の備蓄量を早見表でチェック
上の目安を、家族の人数にあわせて掛け算した早見表です。
水・トイレ・ボンベは解説記事の数字、
食料は1人21食からの計算です。
| 品目 | 1人 | 2人 | 4人 |
|---|---|---|---|
| 水(リットル) | 21 | 42 | 84 |
| 食料(食) | 21 | 42 | 84 |
| 携帯トイレ(回分) | 35 | 70 | 140 |
| カセットボンベ(本) | 6 | 12 | 24 |
4人家族だと、水は84リットルになります。
2リットルのペットボトルなら42本の計算で、
思っていたより多いと感じる方も多いはずです。
置き場所の問題もあるので、最初から1週間分をそろえようとしなくても大丈夫です。
まずは3日分を目標にして、その後に少しずつ足していく進め方が現実的です。
子どもがいると、大人と同じ量では足りない物も出てきそう。人数分を掛け算してみて、はじめて量の多さに気づきました。
防災庁の緊急要請をきっかけに備蓄を始める順番
一度に全部そろえるのは大変です。
ここでは、優先して考えたい順番を整理します。
あくまで考え方の一例で、家族の状況にあわせて変えてください。
1. まずは水と携帯トイレから
断水が起きると、飲み水だけでなくトイレも困ります。
水は日常で使うペットボトルを多めに置いておけば、
すぐ始められます。
携帯トイレは回数を数えて、家族の人数分を用意しておくと安心です。
2. 食料は普段食べる物を多めに買う
レトルト食品や缶詰、米などは、ふだんの食事で使いながら買い足せます。
食べて、減った分を買い足す方法なら、
期限切れの心配も減ります。
3. カセットボンベと調理器具も確認する
温かい食事をとるには、カセットコンロとボンベが役立ちます。
ボンベは1人1週間で約6本が目安とされているので、
家にある本数を一度数えてみてください。
セットで考えたい方には、水や食料、
トイレがまとまった防災セットがあります。
内容は商品ごとに違うため、人数と日数を見て選ぶと安心です。
防災庁の緊急要請は未公表の部分も多い
ここまで書いた内容は、すべて報道と公開資料にもとづいています。
いっぽうで、まだ分かっていないことも多くあります。
- 要請の正式な文言:11月2日以降に公表される見込み
- 法的な拘束力や罰則:確認できていない
- 備蓄の期限:示されていない
- 自治体や省庁に求める具体策:日本経済新聞の報道では、自治体は支援体制の強化、省庁は備えの見直しが求められる見込みとされるが、詳細は未確認
特に、要請の対象が国民・省庁・自治体のどこまでを指すのかは、
発足日の発表を見て確かめるのが確実です。
この記事も、公式発表が出た段階で見直すべき内容があるかもしれません。
防災庁の備蓄要請に関するQ&A
防災庁が求める備蓄は何日分ですか?
最低3日分、できれば1週間分と、
細野防災相が述べたと報じられています。
これは以前から示されてきた目安です。1人1週間の水の量は?
約21リットルです。
1人1日3リットルを7日分で計算した、
農林水産省の目安に沿った数字です。携帯トイレは何回分必要ですか?
1人1週間で35回分が推奨とされています。
1日5回として計算した数字です。備蓄は義務ですか?
現時点で義務や罰則があるという情報は確認できませんでした。
要請の全文が出たら確認してください。4人家族の水は何本必要ですか?
1週間分で84リットルが目安です。
2リットルのペットボトルなら42本になります。
防災庁の備蓄要請と1週間分の目安のまとめ
- 防災庁の緊急要請は、最低3日分・できれば1週間分の備蓄が目安
- 1人1週間で水約21L・食料21食・携帯トイレ35回分・ボンベ約6本
- 4人家族なら水84L・携帯トイレ140回分が目安
- 要請の全文は11月2日以降に公表される見込み
備蓄は、いっぺんに完璧を目指すと続きません。
まずは3日分を目標に、水とトイレから足していきましょう。
携帯トイレは、断水のときに特に役立つ備えです。
回数を見て、家族の人数分をそろえておくと安心です。
参考にした情報:緊急要請と備蓄の目安の解説記事、
共同通信配信記事(熊本日日新聞)