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伊藤匠は叡王3連覇と王座保持の二冠!王位挑戦で三冠なるかの経歴

【結論】
伊藤匠は叡王3連覇(2024〜2026年度)と王座1期を保持する二冠の棋士です。現在は藤井聡太王位への挑戦者として第67期王位戦七番勝負に臨んでおり、王位を奪えば自身3つ目のタイトル(三冠)となります。

王位戦で藤井聡太王位に挑む伊藤匠二冠が、どんな棋士なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。名前は知っていても、経歴やタイトル歴までは詳しくない、という方も少なくないはずです。

伊藤匠二冠は、竜王・叡王・王座・棋王を経験してきた実力者で、同学年の藤井聡太王位のライバルとしても知られています。王位戦では第4局を終えて2勝2敗のタイと、藤井王位と互角に渡り合っています。

この記事では、伊藤匠二冠の経歴・タイトル獲得履歴と、王位戦挑戦がどんな意味を持つのかを、公式情報と報道をもとに整理します。あわせて、藤井聡太王位との長年のライバル関係も紹介します。

この記事でわかること

  • 伊藤匠二冠のプロフィール・段位
  • これまでのタイトル獲得履歴
  • 王位戦の挑戦権をどう獲得したか
  • 王位獲得が実現した場合の意味(三冠達成)
  • 藤井聡太王位との関係

伊藤匠のプロフィール

伊藤匠は2002年10月10日生まれ(23歳)、東京都世田谷区出身の棋士です。師匠は宮田利男八段で、現在の段位は九段です。プロ入り後は着実に実績を積み重ね、いまや藤井聡太王位と互角に渡り合うトップ棋士の一人となっています。

将棋界では、竜王・名人などのタイトルを一定回数以上獲得すると段位が昇段する規定があり、伊藤二冠は複数のタイトル獲得を経て九段まで昇っています。20代前半での九段昇段は、将棋界でも屈指のスピード出世として知られています。

これまでのタイトル獲得履歴

伊藤匠のタイトル獲得履歴は、公式記録によると以下のとおりです。

  • 竜王:2023年度(第36期)に1回獲得
  • 叡王:2023年度(第9期)から2026年度(第11期)まで3連覇
  • 棋王:2023年度(第49期)に1回獲得
  • 王座:2025年度(第73期)に1回獲得し、現在も保持

現時点で保持しているのは叡王・王座の2タイトルで、竜王・棋王はその後の防衛戦で他棋士に譲る結果となっています。とはいえ、8大タイトルのうち4つを経験しているのは、20代前半の棋士としては際立った実績です。

第36期竜王戦では、決勝トーナメント最下位の5組から勝ち上がって竜王挑戦権を獲得しており、当時20歳11カ月でのタイトル挑戦は歴代でも早い記録として報じられました。この竜王獲得により、当時タイトル全8冠(八冠)を独占していた藤井聡太の記録に終止符を打ったことでも大きな話題になりました。

棋王のタイトルも2023年度(第49期)に獲得しており、同じ時期に竜王・叡王・棋王と立て続けにタイトルを獲得したことで、一躍トップ棋士の一角として注目を集めるようになりました。その後、竜王と棋王は防衛戦で他棋士に譲る結果となりましたが、叡王は3連覇を継続し、2025年度には王座も新たに獲得しています。

叡王3連覇と王座獲得までの歩み

伊藤匠が現在保持している叡王のタイトルは、2023年度(第9期)に初めて獲得し、以降2024年度(第10期)・2026年度(第11期)と防衛を重ねて3連覇を達成しています。叡王戦は他のタイトル戦とは異なる独自の持ち時間制度を採用してきた棋戦で、8大タイトルの中でも比較的新しく創設されたタイトル戦です。

王座については、2025年度(第73期)の五番勝負でタイトルを獲得し、現在も保持しています。竜王・叡王・棋王・王座と、20代前半で8大タイトルのうち4つを経験してきたことになり、王位を加えられればさらに幅広いタイトルを制した棋士になります。

王位戦の挑戦権はどうやって獲得した?

伊藤匠二冠は、七番勝負が始まる前の5月28日に行われた挑戦者決定戦で羽生善治九段を破り、初めて王位戦の挑戦権を獲得しました。挑戦者決定リーグの白組を制し、紅組を制した羽生九段との一騎打ちを勝ち上がっての挑戦権獲得です。実力・実績ともに申し分ない大ベテランを破っての挑戦権獲得は、それ自体が高く評価されました。

挑戦権獲得後、伊藤二冠は「終盤まできわどい競り合いの将棋が多かった。難しい将棋だったけど、挑戦権をとれて幸運だと思う」とコメントしています。

ポイント:伊藤匠二冠にとって、王位戦への挑戦は今回が初めて。竜王・叡王・棋王はすでに経験していますが、王位のタイトルはまだ獲得していません。

王位を獲得すれば「三冠」に

伊藤匠二冠が現在保持しているタイトルは、叡王・王座の2つです。ここで王位戦七番勝負を制して藤井聡太王位から王位を奪えば、自身3つ目のタイトルとなる「三冠」を達成することになります。

一方、藤井聡太王位(24歳)は王位に加えて竜王・名人・棋聖・棋王・王将も保持しており、今シリーズは防衛側の立場です。タイトル数だけを見れば藤井王位が大きくリードしていますが、王位戦本編は第4局を終えて2勝2敗のタイと、互角の戦いが続いています。

王位戦は7番勝負のうち先に4勝した方が獲得する方式です。8月26日・27日の第5局を含め、残りの対局で伊藤二冠が三冠を達成できるか、藤井王位が防衛を果たすかが焦点になります。

藤井聡太王位との関係

伊藤匠二冠と藤井聡太王位は同学年で、これまでも複数のタイトル戦や公式戦で対局を重ねてきた間柄です。伊藤二冠は2023年度の竜王戦で、当時タイトル全8冠を保持していた藤井聡太から竜王を奪取した実績があり、藤井王位にとって国内でも屈指の強敵として位置づけられています。

2人の対局は、プロ入り前から話題になっていました。2012年1月の第9回全国小学生将棋大会準決勝で、当時小学3年生だった伊藤少年が藤井少年を破り、敗れた藤井少年が大泣きしたエピソードは、将棋メディアで繰り返し取り上げられており、「藤井を泣かせた男」という異名の由来にもなっています。プロ入り後は互いにタイトルを争う関係に発展しており、王位戦第5局もそうした長い対局の歴史の延長線上にある一局です。

出典:日本将棋連盟公式サイト・Wikipedia・各種報道をもとに作成(2026年8月時点の情報です)

伊藤匠に関するQ&A

伊藤匠は現在どんなタイトルを保持していますか?

現在は叡王(3連覇中)と王座の2つのタイトルを保持しています。かつては竜王・棋王も保持していましたが、その後の防衛戦で他棋士に移っています。

伊藤匠が王位を獲得すると何冠になりますか?

現在の叡王・王座の2冠に王位が加わり、三冠となります。伊藤二冠にとって王位戦への挑戦は今回が初めてです。

伊藤匠の段位・出身はどこですか?

段位は九段で、東京都世田谷区の出身です。師匠は宮田利男八段です。

伊藤匠と藤井聡太はどんな関係ですか?

同学年のライバルで、小学生時代から対局を重ねてきた間柄です。2023年度の竜王戦では、伊藤二冠が当時八冠だった藤井聡太から竜王を奪取しています。

まとめ

伊藤匠二冠は、叡王3連覇と王座保持であわせて二冠を持つ実力者で、竜王経験も含めれば8大タイトルのうち4つに触れてきたことになります。

5月28日に羽生善治九段を破って手にした王位戦の挑戦権を生かし、三冠達成なるかが焦点です。王位戦第5局は8月26日・27日に徳島市「渭水苑」で行われ、伊藤二冠にとっては初の王位獲得・三冠達成がかかる大一番、藤井聡太王位にとっては防衛がかかる大一番になります。

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