
小学生が選ぶ「こどもの本総選挙」で、
『大ピンチずかん』シリーズが
複数の学年で1位を獲得しています。
結論から言うと、
全3巻シリーズで累計250万部を突破しており、
2025年上半期ベストセラーの
総合1位にも輝いた作品です。
この記事では、シリーズの内容や発売日、
総選挙での順位まで、
公式情報をもとに整理します。
この記事でわかること
- 『大ピンチずかん』のシリーズ構成・発売日
- 内容と「大ピンチレベル」の仕組み
- 累計部数とベストセラーの記録
- こどもの本総選挙での順位
- 読み聞かせに向く年齢の目安
『大ピンチずかん』とは
『大ピンチずかん』は、
鈴木のりたけさんによる絵本で、
小学館から刊行されています。
子供が日常で出会う
「困った瞬間」をピンチとして図鑑化し、
その乗り越え方をユーモラスに
紹介する内容になっています。
鈴木のりたけさんは
『トイレのざつがく大百科』など
数多くの絵本・図鑑シリーズを
手がけている人気作家です。
図鑑形式で身近な出来事を
取り上げるスタイルは、
他のシリーズにも共通する特徴で、
子供が親しみやすい構成になっています。
シリーズ構成・発売日
『大ピンチずかん』は
全3巻構成で刊行されています。
- 1巻:2022年2月刊行
- 2巻:2023年11月22日刊行
- 3巻:2025年4月10日刊行
1巻の発売から約3年かけて
3巻まで展開されており、
巻を重ねるごとに読者を広げてきたシリーズです。
最新刊の3巻は、これまでのシリーズで
培われた人気を背景に、
発売直後から大きな反響を集めました。
巻を追うごとに
取り上げられるピンチの種類も増えており、
1巻から順番に読み進めることで
シリーズ全体の広がりを楽しめる構成になっています。
内容・「大ピンチレベル」とは
本作の特徴は、
転んだ、失敗した、恥ずかしかったなど、
子供が日常で直面する困りごとを
「大ピンチレベル」として
数値で分類している点です。
ピンチの深刻度をレベル分けし、
それぞれの乗り越え方や考え方のヒントを
ユーモアを交えて紹介しています。
ポイント:失敗を「ピンチ」として前向きに捉え直す構成が、子供だけでなく保護者からも共感を集めているポイントです。
図鑑形式でイラストが多く、
文章が苦手な子供でも
ページをめくって楽しめる
構成になっています。
「自分だけじゃない」と
子供が安心できる内容として、
学校や家庭で話題にしやすい
一冊とも言われています。
取り上げられるピンチは、
忘れ物をした、転んで泣いた、
友達とけんかしたなど、
誰にでも起こりうる
身近な出来事が中心です。
大げさな図鑑スタイルで紹介することで、
深刻に捉えがちな出来事を
笑いながら受け止められる工夫がされています。
失敗をそのまま反省点として扱うのではなく、
「あるある」として
共有できる形にしている点も、
本作ならではの発想と言えそうです。
累計250万部突破の反響
3巻は2025年5月時点で累計250万部を突破し、
シリーズ全体でも大きな売り上げを記録しています。
さらに3巻は、
2025年上半期ベストセラーの総合1位にも
選ばれており、
児童書の枠を超えて注目を集めました。
発売から短期間でここまでの
部数を記録した背景には、
SNSや口コミでの広がりも
あったと見られています。
シリーズ全体としても
1巻・2巻から着実に読者を
増やしてきた実績があり、
3巻での大ヒットは
その積み重ねの延長線上に
あると言えそうです。
こどもの本総選挙での順位
NPO法人こどもの本総選挙事務局が
実施した第5回「小学生がえらぶ!こどもの本総選挙」では、
62,546票の投票をもとに
ランキングが発表されました。
結果は2026年2月7日に
公表されています。
総合1位には『大ピンチずかん3』が選ばれ、
学年別ランキングでも
シリーズが幅広く上位に入っています。
公式サイトの学年別データでは、
1年生・2年生・6年生で
シリーズが1位を獲得し、
3年生でも1位に入っています。
4年生でも上位2位以内に入るなど、
低学年から高学年まで
幅広く支持されている点が
本シリーズの強みと言えそうです。
特定の学年だけでなく、
複数の学年で継続的に
上位を維持している点は、
他の人気作品と比べても目立つ特徴です。
なお5年生の上位は
『パンどろぼう』と
『りんごかもしれない』が占めており、
学年によって人気作品に
違いが見られるのも特徴です。
総選挙は1年生から6年生までを
対象に投票が行われており、
特定の学年だけでなく
複数の学年にまたがって
支持されている点が
本シリーズの大きな特徴です。
対象年齢の目安
図鑑形式でイラストが
多く使われているため、
低学年の子供でもページをめくりながら
楽しめる作りになっています。
一方で、内容自体は自分の失敗や
友達関係のピンチなど共感を伴うテーマのため、
高学年や大人が読んでも楽しめると紹介されています。
総選挙の結果からも分かるように、
低学年から高学年まで
幅広い年齢で読まれている
シリーズと言えそうです。
読者の声・口コミ
実際に読んだ家庭からは、
「失敗しても大丈夫と
思えるようになった」という
声が寄せられています。
- 「子供が自分から何度も読み返している」
- 「兄弟で一緒に大ピンチレベルを言い合って楽しんでいる」
- 「保護者が読んでも共感できる内容だった」
図鑑形式で気軽に開ける点も、
繰り返し読まれる理由の
ひとつになっているようです。
親子で一緒に「自分にもこんなピンチがあった」と
話しながら読めることも、
コミュニケーションのきっかけとして
評価されているポイントです。
プレゼントや入学祝いとして選ばれることも多く、
長く手元に置いておきたい
シリーズとして紹介されるケースも少なくありません。
1冊ずつ買い足していく
楽しみ方をする家庭もあれば、
3巻セットでまとめて
そろえる家庭もあり、
読み方は家庭によって
さまざまなようです。
出典:小学館公式サイト、こどもの本総選挙事務局(2026年7月時点の情報です)
よくある質問
-
『大ピンチずかん』は何巻まで出ていますか?
-
2026年7月時点で全3巻が刊行されています。1巻は2022年2月、2巻は2023年11月22日、3巻は2025年4月10日に発売されました。
-
シリーズの累計部数はどれくらいですか?
-
3巻は2025年5月時点で累計250万部を突破しています。2025年上半期ベストセラーの総合1位にも選ばれました。
-
こどもの本総選挙では何位でしたか?
-
第5回こどもの本総選挙で総合1位を獲得したほか、1年生・2年生・3年生・6年生の学年別ランキングでも1位に選ばれています。
-
何歳くらいから読める作品ですか?
-
図鑑形式でイラストが多いため低学年からでも楽しめます。内容は共感を伴うテーマのため、高学年や大人が読んでも楽しめるとされています。
まとめ
『大ピンチずかん』は、鈴木のりたけさんによる全3巻シリーズで、子供の日常のピンチを「大ピンチレベル」として楽しく分類した図鑑絵本です。
1巻は2022年2月、2巻は2023年11月22日、3巻は2025年4月10日に刊行され、3巻は2025年5月時点で累計250万部を突破し、2025年上半期ベストセラー総合1位にも選ばれました。
第5回こどもの本総選挙でも総合1位を獲得し、1年生・2年生・3年生・6年生の学年別ランキングでも1位に選ばれるなど、幅広い学年から支持されています。低学年から高学年、さらに大人まで楽しめる内容なので、気になった方はまず手に取りやすい1巻から読んでみるのもおすすめです。